バロット(ホビロン)は美味しい?フィリピンやベトナムで食べれる?

バロットの味は?

孵化直前の雛の嘴や骨があるため、エビ殻のようなパリパリとした食感と、一般的なゆで卵と比べて濃厚な食味が特徴です。
卵の孵化状態によっても味が変わります。
孵化直前のものは鶏肉に近い味がし、まだ卵に近いものは卵黄の塊を食べているような味がします。

バロットの総評
味:☆☆☆
臭いの少なさ:☆☆
クセの少なさ:☆
料理の汎用性:☆
希少度:☆☆☆☆

バロットはアヒルの卵?

バロットとは、何の卵?と思われる方も多いかと思いますが、バロットは孵化直前のアヒルの有精卵を加熱したゆで卵になります。
中国本土南部から東南アジアの広い地域で食され、
フィリピンでは『バロット
ベトナムでは『ホビロン』『チュヴィロン
カンボジアでは『ポンティアコーン
中国では『マオタン』『スータイタン』、『アープザイダーン
と呼ばれています。ウズラの卵バージョンもあります。

バロットの食用歴史

東南アジア、特にフィリピンとベトナムでは、滋養強壮に良い食品として多く食べられています。屋台や庶民の定食屋で食べることが可能です。フィリピンでは、自転車などに乗って売り歩く光景も見られます。

バロットの購入

だいたい14日〜21日の卵が販売されており、18日目の卵がもっとも美味とされています。
殻ごと供される場合は、まず卵の底を叩いて穴を空け、穴から中の汁をすすり、殻をむき、そのまま、もしくは器などに中身を移して食べます。
日数が経過するとすぐに腐敗し、また食中毒を起こす細菌(サルモネラ菌等)を含んでいますので、食用には適しません。
残念ながら、日本では通信販売などでバロットは購入できません。フィリピン料理店でメニューにある場合がありますので、そういったところで食べてみましょう。

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%88