アナグマの肉は絶品?どんな味?臭いはないの?

アナグマの肉の味は?

アナグマの肉は、脂が非常に多いですが、その脂は甘みがあり、赤みには野生感のある力強さを味わうことができます。特に秋から冬にかけては、アナグマの冬眠前になりますので、旬であると言えます。部位では、もも肉、ロース、ハラミは絶品であり、最近ではジビエのブームに乗っかり、アナグマ料理を出す店も増えてきております。

アナグマ肉の総評
味:☆☆☆☆☆
臭いの少なさ:☆☆☆☆☆
クセの少なさ:☆☆☆☆☆
料理の汎用性:☆☆☆☆☆
希少度:☆☆☆

 

 

アナグマ(穴熊)とは? ムジナ?タヌキ?

ニホンアナグマは、食肉目イタチ科アナグマ属に分類されます。一部地域では、タヌキと混同し、ムジナとも呼ばれています。日本の本州、四国、九州地域の里山に棲息しています。
体長40 – 50 cm、尾長6 – 12 cm、体重4 – 12 kg。
※地域や個体差により異なります。

 

アナグマの狩猟の歴史

日本では狩猟鳥獣として1970年代には年あたり7,000匹が狩猟されたこともありましたが、1980代後半には2,000匹以下に減少しました。丘陵地の果樹園の周辺などではタヌキやハクビシン用の罠で混獲されることもあります。農地開発による生息地の破壊、人為的に移入されたアライグマとの競合などにより生息数は減少しています。


アナグマ料理:ムジナ汁(アナグマ汁)

アナグマの肉は、クセが少ない為、色々な料理に用いることもできます。レシピは、肉をアナグマに代えただけのものが多く、美味しく味わうことができます。写真はアナグマ汁になります。

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%83%9E
https://www.choujuhigai.com/blog02/archives/5490