キジバト肉はハトの肉より美味しい?ジビエ初心者向け?

キジバトの肉の味は?

世界には約300種類のハトがおり、日本には6種類のハトが生息しています。その中で、日本で食用にされるハトは、主にキジバトになります。ハト肉の魅力は肉厚の胸肉であり、運動量の多い野生のキジバトの胸肉は飼育されたハトの2倍以上の厚さがあります。特に、冬の脂の乗り切った肉は美味です。キジバトは、ハト特有の鉄っぽさが少なく、ジビエ初心者にも食べやすい、あっさりとした味わいです。

キジバトの肉の総評
味:☆☆☆☆
臭いの少なさ:☆☆☆☆
クセの少なさ:☆☆☆☆
料理の汎用性:☆☆☆
希少度:☆☆☆

キジバトとは?

キジバト(雉鳩、ヤマバト)は、鳥綱ハト目ハト科キジバト属に分類される鳥です。全長約33cmの国内で繁殖する留鳥になります。和名の由来はキジの雌に体色が似ていることです。

キジバトと人間の関係

日本では、狩猟鳥に指定されています。ヤマバトという別名のとおり、かつては山岳地帯に生息し、めったに人前に姿を現しませんでした。しかし、1960年代に都市部での銃猟が制限されるようになり、あまり人間を恐れなくなり、1970年代には街路樹や建造物でも営巣、都市部への進出を果たしました。耕地にまかれた豆などの種子を食害することもあります。


キジバト料理:赤ワイン煮(ロースト後)

そもそもハト(ピジョン)はフランス料理にも使われている食材です。そんなハトをロースト、赤ワインで煮込んだ料理になります。
キジバトは狩猟しなければ手に入りませんが、ハトの肉はネットショップで購入することができます。この機会に是非、ハトの肉を味わってみませんか?

参考資料
https://ameblo.jp/clunns/entry-12236728259.html
https://www.gourmet-world.co.jp/shopping/?page=product&prod=103