ウサギの肉は美味しい?どんな味?料理?臭いは?

ウサギの肉の味は?

ウサギ肉は、非常に柔らかいのが特徴であり、肉も臓器も食されています。
フランス料理では、
伝統的に一般的な料理に使用するラパン(Lapin, 養殖ウサギ)
ジビエに使用できるリエーヴル(Lièvre, 野ウサギ)
という区別で食肉として愛好されてきました。

また北米では、ウサギ肉フライ用ロースト用内臓3等級に分類されています。
生後9週まで、体重4.5-5ポンドの肉はフライ用
月齢8ヵ月まで、体重5-8ポンドの肉をロースト用
ロースト用はフライ用よりも肉が硬いのが特徴です。肝臓や心臓なども食用になります。

ウサギ肉の総評
味:☆☆☆☆
臭いの少なさ:☆☆☆☆☆
クセの少なさ:☆☆☆☆☆
料理の汎用性:☆☆☆☆
希少度:☆☆

ウサギ(兎、兔)とは? 昔は税金が課せられていた?

ウサギは、最も広義にはウサギ目、狭義にはウサギ科、さらに狭義にはウサギ亜科もしくはノウサギ亜科の総称です。
明治時代、ウサギの売買や飼育が盛んになったことから、『兎取締ノ儀』という、ウサギ一頭につき1円を科せられ、無許可で飼育すると2円の罰金を科せられたことがありました。

 

ウサギの狩猟の歴史 日の丸肉?

野ウサギは昔から食料毛皮遊興などの目的で狩猟の対象とされています。
日本でも、古来より狩猟対象であり、食用とされてきました。江戸時代徳川将軍家では、正月の三が日にウサギ汁を食べる風習があったといいます。また、秋田県の一部地域では『日の丸肉』と呼ばれ、旅館料理として出されることがあります。この『日の丸肉』という名称は、明治期に日本で品種改良されて定着した白毛に赤目の日本白色種が、あたかも日の丸の色彩を具現化したような動物であったことによるともいわれています。
また欧米では、ウサギのハンティングは文化的なスポーツとして扱われています。もちろん、
欧州各地でも古来より食用とされてもいます。

ウサギ料理:フライ

ウサギ肉のフライ料理です。
若くて小さいウサギの肉はフライが美味しくいただけます。

 

ウサギ料理:シチュー

ウサギのシチュー料理です。
肉もそうですが、頭ごと煮込むのもいいでしょう。

 

ウサギ料理:ロースト

ウサギ肉のロースト料理です。
少し硬めの肉だった場合は、ローストしていただくのがベストです。

 

参考資料
https://www.athleat.co.uk/wild-whole-rabbit.html
https://item.rakuten.co.jp/themeatguy/10004396/
https://www.bonappetit.com/recipe/fried-rabbit
http://www.bite.co.nz/recipe/8529/Pauls-rabbit-stew/