ヒトデは食べれる?どんな味?

ヒトデの味は?

体内にカドミウムや鉛などの重金属を多く含むこともあり、基本的に食用には適しません。
しかし、熊本の天草諸島では、春の抱卵期に、地元で『ゴホンガゼ』と呼ばれるキヒトデを塩茹でし、その卵を食べるという食習慣があります。味は薄味のウニミソのようで多少の苦味があります。

ヒトデの総評
味:☆☆☆
臭いの少なさ:☆☆
クセの少なさ:☆☆
料理の汎用性:☆
希少度:☆☆☆

ヒトデとは?

ヒトデ(海星、人手、海盤車)は、棘皮動物門のいくつかの綱の総称です。 星型(多くは五芒星形)をした生物で、現在我々が用いている星型や星マークの元となっています。『ヒトデ』という和名は、そのヒトの手を意味します。英語では starfish (星の魚)あるいは sea star (海の星)、フランス語ではétoile de mer(海の星)、ドイツ語ではSeestern(海の星)など、多くの言語で星にちなんだ名で呼ばれています。

 

 

ヒトデは漁業被害を出している?

ヒトデは、外見もあり水族館の人気者となっていますが、実利的な意味ではほとんど役に立つ例はありません。カキ、ホタテ、アサリ、ウニ、アワビ稚貝などを捕食する為、漁業関係者には迷惑がられ、大量発生すると駆除や捕獲し、埋め立てなどされて処分されます。


ヒトデ料理:ヒトデ(ゴボンカゼ)の塩茹

味は薄味のウニミソのようで多少の苦味があります。ゴボンカゼの通信販売は残念ながらなく、購入することができません。

 

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%87
https://colocal.jp/topics/food-japan/tasty/20151125_57988.html